ご存じの方が多いですが、DJIドローンで空港周辺で飛行する場合、デフォルトでは制限がかけられ飛行が出来ません。一旦離陸しても警告が出て強制着陸させられます。
今回、空港周辺と言っても、国交省の空港周辺の制限エリア近辺で、制限エリアには入ってない場所であるにも関わらず、DJIアプリで制限がかかってしまって飛行出来ないケースがありました。
結果的に言えば、わりとすんなり解除が出来たのですが、その方法についてはDJI飛行制限エリア(No Fly Zone)で飛行させるためには?公式解除方法を紹介。
を確認していただくとして、添付資料については技能証明、航空局からの承認書と地理院の空港周辺エリアの画面をキャプチャして、実際に飛ばすエリアに丸をつけて、出し、文章も「飛行予定エリアは飛行可能です」とグーグル先生に翻訳して入力しただけで1日でDJIより以下の様なメールが来ました。
Your Custom Unlocking application (Tracking Number: ca5734e7-53bf-4b47-bac7-44727ece1979) has been approved, kindly follow the instructions below to unlock the flight restricted area.
ようするに、あなたの申請は許可が出ましたので以下の方法でロックを解除してくださいね、ということです。
通常のフライトの準備と同じく、コントローラーとネット環境に接続できる状態でDJIGo4を立ち上げます。正常に機体と接続出来たら設定画面からUnlocking List(ライセンスの解除)を開きます。
同期をタップし解除ライセンスを選択(申請した時に適当に付けた名前)し、機体にインポートします。
複数の解除コードが有効期間内であれば、解除のオンオフを切り替える事ができます。
インポートし、ロックを解除するように要求したエリアに航空機を置きます。接続されたGPS衛星の数が10を超えると、「ロック解除リスト」—>「航空機」をタップし、スイッチを右にスライドして有効にします。これで、エリアのロックが解除されます。
スイッチがオンになったら、DJI GO 4のマップビューに移動し、ロック解除を要求したエリアを示す緑のゾーンがマップに表示されます。ドローンはグリーンゾーン内でのみ飛行できます。グリーンゾーンの外側を飛行するには、DJI GO 4のスイッチをオフにします。スイッチがオンのままだとエリア外で飛行させようとすると制限エリアの警告が出て飛ばせませんので注意しましょう。
わりと簡単でしたので、空港周辺で飛ばしたいけどDJIの制限エリアに入っていたので諦めていた方はチャレンジしてみてください。