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Air Peak S1今秋9月発売か!?
さあ、ついに発表されましたね。SONY製のドローン”Air Peak S1”。これまでについていなかったS1というグレード名は今後下位機種も発表されそうな雰囲気ですね。SONYはこれまでαシリーズもXperiaも1が最上位機種ですからね。気になる性能みていきましょう。
最高速度は25m/s、時速90km/h
最高速度は時速90kmで44m/s の風速でも安定した飛行が可能の様です。これは以前から風洞実験の映像が公開されていましたね。
まあ、90kmで飛行させることは滅多にないでしょうけど...
最大ペイロード2.5Kgフライト時間は12分~22分
さて、これまでの発表通り、Air PeakはSONYのαシリーズやFX3を搭載しGレンズを使用することで最大の映像表現が出来る事を謳っていましたが、当然ながらジンバルは別売りアクセサリーのようで、ペイロードが最大2.5kgと言うことの様です。
最大飛行時間は空で22分、α7シリーズ搭載で12分程度のようです。思ったより短いですが、重量と全体の大きさを考えればそんなものかと思いますが、予備バッテリーは結構な数が必要ですね。それと、あまり遠く離れての目視外での撮影は難しいですね、12分じゃ。
しかしもっと残念なのは映像転送距離が僅か2Kmしかない事。これはちょっとありえない短さ。しかも障害物や電波干渉が無い前提という事は実際はもっと短い可能性もある。ま、最大飛行時間が12分を考えればこれ以上長い伝送距離があっても意味はないかもしれませんが....
そして操縦者とカメラマンが別々にコントロールも可能なのは当初の予想通りです。
GPS圏外でも位置情報を把握!?
前後左右5方向のステレオカメラ情報を元にIMU,コンパス、気圧、赤外線センサーの情報を統合することでGPS圏外でも安定的な飛行とリアルタイムの位置情報を驚異的な制度で認識できるそうです。また低高度での飛行や障害物の多い場所でも高精度のセンサーで揺れを最小に抑えられるようです。
Airpeak FlightでFPV映像、機体設定、カメラコントロールが可能
コントロールするアプリはAirpeak Flight。機体とFPVカメラのコントロールはもちろん撮影用のカメラも同時にコントロール、設定変更が可能なようです。写真を見る限り二つの映像が映っています。
残念と言うか驚いたのは、このアプリ、対応端末はアップル製品のみ。Xperiaには対応してないのか!?SONY製品なのに!
双葉社製のコントロールスティックとHDMI出力
コントローラにはカスタマイズ可能なボタンが4つあるようで、ここはDJIと然程変わらなそうです。スティックは双葉社製を使ってくるところはシブいですな。
HDMI出力ポートが付いたことは非常にありがたいですね!大型モニターを接続してカメラコントロールが出来そうです。
Air Peak Baseで機体データを有料クラウド管理
PC用のソフトAir Peak Baceでは機体の飛行ログだけでなく機体の状態、エラーログ、メンテナンスリマインダーまで管理、詳細な自動飛行ルートの作成も可能で、作成したルートはAirpeak flightで実行することが可能なようです。ここは、DJIのGo4とは違い、アプリ上でルート作成するのでは無いのでやり易そうです。あまり使わないと思いますが、自動で飛行させ、カメラワークに集中するといった事が容易になりそうです。
“Airpeak Plus”が有料クラウドサービス
有料クラウドサービスプラン(料金は未発表)に加入することでフライトログの保存期間延長やAir Baseの機能がフルで使えるようになる模様です。
“Airpeak Protect Plan”で偶発的な破損や故障の保証や、事故での有償での部品交換になるようです。プランに加入しないと部品交換も出来ないという事?
さて、発売時期が発表されましたので後は待つばかりです。価格の発表はありませんでしたが、ライバル機はInspireかMatriceあたりになるかと思いますので、そこにどれだけ価格を合わせられるかでしょう。一時Inspire2の購入を検討していましたがAirpeakが発表されて思いとどまってます。期待してまうやろ。
※この記事を書いている途中に、午前中に届いていたhtmlのメールの内容が日本語に変わりリンク先のWEBも変わりました。プレスリリースも同時に出されたようで市場想定価格は100万円( ;∀;)のようです。たっか。
オンラインショップの冒頭説明文
最高速度55.9mph(25m/s)1、最大角速度180°/s2、最大姿勢角55°3。
ソニーが開発した推進装置とフライトコントロールシステム
ペイロードなしで最大22分4の飛行時間。
最大風速44.7m/s(20m/s)の中でも安定した飛行が可能5
映像に写り込まないように脚を開閉できるランディングギア
プロペラは取り外し可能で、簡単に交換して持ち運べる
ソニーが開発したステレオカメラと独自のアルゴリズムによるビジョンセンシングプロセッサーにより、リアルタイムに3次元空間を認識可能
閉鎖的な空間やGNSS圏外での安定した飛行を実現
多方向からのセンシングによる障害物制動機能を搭載
フルフレームミラーレスカメラαシリーズを搭載可能なクラスでは世界最小のドローン6
リモートコントローラー「RCR-VH1」は、機体、ジンバル、カメラを操作し、リアルタイムに映像を出力します。
モバイルアプリ「Airpeak Flight」と併用することで、飛行中に機体、カメラ、ジンバルを操作することができます。
機体とジンバル・カメラを独立して操作できるデュアルオペレーションモード。
フレキシブルなフライトモードを搭載
"フライトプラン、フライトログ、機材を統合管理できるWebアプリ「Airpeak Base」を搭載