報道でもすでに周知のように、熱海で発生した土砂災害での被災者の方々にはお見舞い申し上げます。未だ安否確認の取れていない住民の方々においては一刻も早く無事での確認が取れます事をお祈りいたします。
今回の災害では災害発生後も天候が優れずヘリによる災害対策調査が行えていませんでしたが、今回ドローンによる緊急調査で崩落現場の実態が早々に明らかになり、災害発生の原因が話題になっています。
災害が発生した場合、多くの災害救助や調査の航空機が現場に飛来する為に、通常無人航空機が飛行可能な場所であっても「緊急用務空域」が指定される事があります。今年の6月より公示されて以降、まだ指定された例はありませんが、ドローンを飛行させる上で必ず飛行予定空域が指定されていないかの確認が義務付けされています。
指定空域は国道交通省のホームページにも記載されますが、Twitterの「国土交通省航空局 無人航空機」でも発信されますので必ず確認するようにしましょう。
今回の災害ではヘリ等が飛べなかった為か指定はありませんでしたが、今回のように今後ドローンによる調査や捜索は必ずと言っていいほど利用されるケースが出てくることが予想されます。FISSの登録・確認と共に安全に飛行させるためには事前の確認は必ず行いましょう。